リフォームコラム

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キッチンリフォーム 比較・注目ポイントのご紹介 ~2023年最新版~

近年レシピ紹介アプリや料理動画の発信が増えており、スマートフォンでも手軽に調べられることから、ご自宅での料理の幅が広まったという方も多いのではないでしょうか。
ご家族やご友人とのコミュニケーションの中心ともなるキッチンはご自宅の中でも特別な場所と思います。
 

一方、いくら洗っても油汚れが気になる換気扇、ベタつきやにおいが気になるガスコンロ、調理器具や調味料が納まりきらずにごちゃごちゃしたキッチン・・・
料理をする機会が増える程、日々のお手入れの負担や物が増えていく悩みもあるかと思います。
 

もちろん綺麗で新しいキッチンの方がいいのはわかるけど、工事も大がかりそうで金額も高いだろうから、無理にリフォームしなくて良いかな、、とお考えの方も、
是非本コラムをご一読頂き、キッチンリフォームの良さを知って、リフォームを前向きにご検討頂くきっかけになれば幸いでございます。
 
 

日々進化している「システムキッチン」

昭和40年後半ごろから日本に普及してきたシステムキッチン(調理台、流し台シンク、コンロ、収納棚などのパーツを組み合わせて、ワークトップと呼ばれる天板で一体となったキッチンのこと)は、現在までに、調理~片付け~収納まで、使う人のことを考えて、より快適・手軽になるよう日々進化しています。

そこで、本コラムでは、『2023年最新のキッチンのメーカー比較と注目ポイント』をご紹介させて頂きます。
 
 

Handyman ホームページ掲載のキッチンは、「5社10商品」!

多くのメーカーがキッチンを製造しており、弊社HP掲載だけでも5社10商品の取り扱いがございます。
10商品の中でも、さらにキッチンの形状から、横幅、収納タイプ、扉色、各機器など、様々なカスタマイズ要素があるのがキッチンリフォームの特長です。

おおまかに「ハイクラス」「ミドルクラス」「スタンダードクラス」の3つの価格帯に分けて考えると、下図のような価格表になっております。

キッチン(5社・10種類) 価格帯表

 商品グレード金額ハイクラス
50~100万前後
ミドルクラス
30~50万前後
スタンダードクラス
10~30万前後
LIXILリシェルノクトシエラ
クリナップセントロラクエラ / コルティ
タカラスタンダードレミューエーデル
TOTOミッテ
Handymanオリジナルエラーレ(ERARE)
*各商品金額に関してはサイズ、パーツ組合せにより変動します。施工費用は別途かかります。

キッチンの違いを見分ける注目ポイントを、3つに絞ってご紹介させて頂きます。

ハイクラス、ミドルクラス、スタンダードクラスと、各メーカー幅広く商品展開していることがお分かり頂けたかと思います。
「シンク」「加熱機器」「調理台」といった必要な機能については、どのクラスも大きな変わりはないように見えますが、実は大きな違いがあります。

その「違い」の見分ける注目のポイントをご紹介させて頂きます。

<ポイント1> 実は 『材質』

ぱっと見た印象はそこまで変わらないかもしれませんが、キッチンの金額を決める大きな要素の一つになっているのは「材質」です。キッチンの各パーツ毎の違いに注目してみましょう。

<ポイント2> やっぱり 『収納』

便利な調理グッズ、様々な調味料など、料理を楽しく美味しくするための商品が次々と販売されており、以前よりもキッチン周りに置くものは増えているかと思います。
わかりやすく、使いやすく、可能な限り大きな収納スペースを確保する為、各社こだわりの収納機能に注目してみましょう

<ポイント3> 大事な 『掃除・お手入れのしやすさ』

油汚れや水回りの汚れは、料理をすればするほど増えてくるもの、美味しい料理に手間はかけたいけど、お掃除にはそこまで手間を掛けたくない!というのは皆さん悩みの種かと思います。
汚れずらく、掃除しやすいキッチンに注力した各社のこだわり機能に注目してみましょう。

以下、各ポイントの詳細内容をご紹介します。

<ポイント1>  材質(ワークトップ・収納キャビネット・シンク)

ハイクラス、ミドルクラス、スタンダードクラスを分ける要素の1つとして、キッチンパーツの材質があります。 


◆ワークトップ : 「セラミック」「人工大理石」「人造大理石」「ステンレス」
◆キャビネット : 「ステンレス」「木製」
◆シンク : 「クオーツ」「エポキシ樹脂」「人工大理石」「人造大理石」「有機ガラス系」「ステンレス」


が主なパーツと使用されている素材となっています。日々材質の研究や改良も進んでいますので、同じ素材でも、表面加工や形状の違いにより、汚れずらくお掃除を楽にするなど工夫もあります。各商品比較を掲載いたします。

メーカー別・各製品比較表(ワークトップ・キッチン躯体・シンク)

メーカー名製品名金額グレードワークトップ
*複数の場合は材質選択
キッチン躯体シンク
*複数の場合は材質選択
LIXILリシェルハイクラス・セラミック
・人造大理石
・ステンレス
ステンレス/木製・ハイブリッドクオーツシンク
・人造大理石 
・ステンレス
LIXILノクトミドルクラス・人造大理石
・ステンレス
木製・人造大理石
・ステンレス
LIXILシエラスタンダードクラス・人造大理石
・ステンレス
木製・人造大理石
・ステンレス
クリナップセントロハイクラス・セラミック
・アクリストン(人工大理石)
・ステンレス
ステンレス・ステンレス
クリナップラクエラスタンダードクラス・コーリアン(人工大理石)
・アクリストン(人工大理石)
・ステンレス
木製・ステンレス
クリナップコルティスタンダードクラス・人工大理石木製・ステンレス
タカラスタンダードレミューハイクラス・クオーツストーン
・人造大理石
ホーロー・クオーツストーン
・人造大理石
・ステンレス
タカラスタンダードエーデルミドルクラス・人造大理石ホーロー・人造大理石
・ステンレス
TOTOミッテミドルクラス・人工大理石
・ステンレス
木製・人工大理石
・ステンレス
オリジナルエラーレ(ERARE)スタンダードクラス・人造大理石木製・ステンレス

<主な材質と商品紹介>

*セラミックワークトップ:LIXIL(リシェル)
高温のフライパンや鍋を直接置いても変形変色しません。また表面硬度が高く金属でこすっても傷がつきにくく、調味料や薬品も染み込みにくい素材。

*ステンレスキャビネット:クリナップ(セントロ)
ワークトップ、シンクだけでなく、キャビネット側面や底面など構造自体がステンレスを使用。
ステンレスは汚れ、カビ、においがつきにくい素材です。頑丈で水や熱にも強く、さびにくいもの特です。特に収納内やキャビネットなど、湿気やにおいのこもりがちなキッチンパーツも含めてステンレス素材であることは、長くきれいに使えるキッチンです。
ワークトップ表面にはほぼ全面に「美コート」により汚れがつきにくく、調理スペースには「特殊エンボス加工」により傷に強い仕様になっています。

*ホーロー:タカラスタンダード(レミュー・エーデル)
高品位ホーローは汚れ、水、キズ、熱に強い素材。鉄とガラスを結合した素材の為、磁石もくっつけられる素材です。収納内もマグネットで仕切れたり、キッチン壁面にマグネットで調理器具をかけたりできます。

<ポイント2> 収納量・出し入れしやすさ 

限られたキッチンスペースのデッドスペースをいかになくして、使い勝手のよい収納にするかを各社商品開発を進めています。
また、収納=「保管」ではなく、「使う動線やタイミングを考えた手の届きやすい場所に置くこと」に注力したものになっています。

◆シンク下キャビネット
給排水管もあり、奥のものが取り出しずらい。せっかく便利な調理道具も買ったけど、取り出すのが大変で使わなくなってしまった・・・せっかくの収納スペースを活かしきれないのはもったいない!弊社でも圧倒的に人気なのが、「スライド収納」です。

*開き扉:
収納内スペースの高さを気にせず広く使用できるが、奥に仕舞った物の出し入れは不便。

*スライド収納:
引出し出来る為、奥までわかりやすく、すっきり収納出来ます。キッチンで使用する料理器具や調味料などの高さも配慮した商品も開発されています。

◆ウォールキャビネット
棚上キャビネットの奥まで手が届かなくて、普段使わないものを何年もしまったまま。結局よく使うものはワークトップの上においてある・・・可動式収納で解決します!料理をするときの動線を考えた機能も多く、作業効率良く料理出来ます。

*吊戸棚:
高い位置の収納は、使い勝手が悪く、普段使わないものを奥にしまいがち。

*可動式吊戸棚(手動・電動あり):
目線の高さまで下げられる収納。普段は棚に隠すことで見た目もスッキリさせることが出来ます。

*可動式仮置き棚:
普段は畳める仮置き棚。調理スペースを広げることが出来ます。

◆ビルトイン食洗機
後付けの食洗機をご利用の方も増えているかと思いますが幅や高さもあり、キッチンスペースが狭く感じる要因の1つになっているかと思います。キッチン交換の機会に採用頂くことで、表面パネル色も合わせて、よりスッキリとした印象にも出来ます。

<ポイント3> 掃除・お手入れのしやすさUP 

「換気扇・レンジフード」、「加熱機器・コンロ」、「シンク・排水口」・・・家の中でもお掃除が大変な箇所トップ3かもしれません。
共通しているのは『油汚れ』しょうがないと思いつつもこまめにお掃除、大掃除の時に本格的に!とされている方も多いかと思います。
いかに日々の負担を減らすために、油汚れをつきにくく、お掃除しやすくなっているかに注力したものになっています。

◆換気扇・レンジフード
各メーカーもイチオシのレンジフードが「スリム型」です。スッキリしたスタイリッシュな見た目だけでなく、機能面でも優れた製品になっています。
大きなメリットは掃除のしやすさ。油がシロッコファン内部まで吸い込みずらくした製品もあります。

 

◆加熱機器(ガスコンロ・IHヒーター)
IHヒーターの方が掃除は楽だけど、やっぱり調理を考えるとガスコンロの方が良いという方も多くいらっしゃるかと思います。
ガスコンロも基本的な機能に代わりはなくても、掃除をしやすい形状や表面のコーティングなど色々改良されております。
最近のガスコンロは、汁受け皿がなくなり、五徳回りがフラットな構造に進化しており、吹きこぼしなどがガスコンロ内部に入りにくく、お掃除のしやすい形状になっています。
また、特に強いにおいが残りがちな魚を焼いた後、汚れの落としやすいグリル皿やグリル内部のパーツを外して掃除が出来るようになった機種も出ており、より使い勝手のよい設備になっています。

 

◎下記キッチンリフォームのコラムを合わせてご覧いただけたら幸いです。
キッチンリフォームにお悩みのあなたへ!~2023年 最新キッチンのご紹介~
 https://handyman.jp/column/90334

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最新のキッチン商品によるリフォームに関して、各メーカーのこだわりを感じて頂けたでしょうか。
各メーカーの開発や工夫により、スタンダードクラスのキッチンでも、以前のキッチンと比べると、十分に快適に利用出来るキッチンとなっております。
キッチンは、カスタマイズ性の高い製品ですので、生活スタイルに合わせたキッチンリフォームを、この機会にご検討頂けたら幸いでございます。
 

Handymanでは既存キッチン撤去~新規キッチン設置まで3日~5日程度の工期にて組ませて頂いており、皆様お住まいになられたままで施工可能です。
Handymanホームページには、各商品情報や施工事例なども掲載しておりますので、合わせてご覧になって頂けたら幸いでございます。
 

Handymanでは、
『自社施工によるコストカット&工期短縮』
『自社流通による中間マージンカットによる施工材料コストカット』
『首都圏中心に145,000件を超える施工実績』
といった特徴で、高品質な商品を、安価に、安心施工で、お客様のご要望に合わせたあらゆるリフォームをご提供させていただきます。

キッチンのリフォームをしたい!とお考えの方は、是非お気軽に弊社までお問い合わせいただけたら幸いでございます。

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