 外壁塗装リフォームの費用相場は塗料の種類や施工面積、外壁の状態などにより異なります。もちろん施工業者でも費用に違いがでますので、複数の業者に相談するのがいいでしょう。業者それぞれに費用の見積もりを作成して貰い、金額や対応の良し悪しを比較する事が大切です。 そもそも外壁の塗り替えと言うのは何のために行うのでしょうか。 外壁塗装の目的外壁は太陽の紫外線や熱、雨や風と言った自然からの猛威を直接受けている部分です。地球温暖化の影響による紫外線量は昔と比較すると多くなっており、自然からの猛威により外壁の耐久性は日々劣化するとも言われています。外壁にひび割れた箇所が在る場合、誰もがそこから雨水が入り込んで雨漏りして、建物内部の建材を腐食させてしまうと言うイメージがあると思いますが、ひび割れていない場合でも耐久性が薄れた外壁は雨水を浸み込み易くしてしまうことになりかねません。 外壁塗装の中で重要とされることは外壁のメンテナンスをしっかりと行う事であり、どんなに優れた塗料を使って塗装を行ったとしても、外壁表面が劣化した状態のままで塗装をすると、塗料の膜は剥がれ落ちてしまいます。 外壁のメンテナンスは塗料を塗る前の下地調整と呼ばれているもので、高圧洗浄機を使って外壁を綺麗にする、ひび割れなどの補修を行う、木部だけではなく金属部分などもメンテナンスを行ってから塗料を使って重ね塗りをすることで耐久性を持つ外壁に仕上げる事が出来るようになります。このように塗り替えを行う目的は劣化した外壁の耐久性を新築の時と同じ状態にすることと、色褪せた外壁を綺麗に塗り替えリフォームすると言う事です。 見積は複数の業者相手に取ろう塗装業者の費用内訳は、外壁や外壁に付随する部分の面積に必要な塗料のコスト、下地調整を行うためのメンテナンス費用、高所作業が伴う事からも、足場を設置するための費用や養生費用、職人さんの報酬などで構成され、費用相場の中で違いが生じるのが職人さんへの報酬になると言われています。 業者毎に金額が定められている事からも、見積もりを数社から依頼する事が大切で比較せずに決めてしまえば、その費用が安かったのか、それとも高いのかが分かりません。そして高い金額で塗装工事をした場合には後々後悔することにもなりかねません。 見積もりを依頼する場合には卓上で計算する方法と実際の建物を見て貰って計算する2つの方法があります。ネットを利用して塗装見積もりを一括で依頼出来るサイトがありますが、こうしたサイトでの見積もりは卓上で行われるものであり、実際の塗装費用とは異なるのがほとんどです。 卓上での見積もりは外壁の広さと塗料の種類に応じて計算が行われるもので、数字だけでは判断ができないメンテナンス費用が正確になっていないからです。正確な見積もりを作成して貰うためには塗装業者の担当者に自宅の外壁の状態を見て貰う事が大切です。一括見積もりを利用した場合には見積り額の比較をすると同時に、対応の良さなどをじっくりと観察しておくようにしましょう。 自宅に来て外壁の診断をして貰う事で正確な見積り額を割り出して貰う事が出来ますが、この時写真や動画などを撮影してくれる業者さんも多くなっています。比較的低い部分は家主でも外壁の状態を知ることが出来ますが、高所となった場合には普段目にすることが出来ませんので、高所の外壁がどのようになっているのかを写真撮影をしてくれて見せてくれるなどの配慮をしてくれるところもあります。 因みに、外壁塗装では塗料の色選びで苦労される人も多くいますが、試し塗を行ってくれる業者さんもあります。このように、かゆいところに手が届くような業者さんを選ぶ事がおすすめです。  |
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