リフォームコラム

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厨房のそばに自然と人が集う、現代の囲炉裏のかたち。Panasonicの提案する参加型キッチン『Irori Dining(いろりダイニング)』

Panasonicが2017年の年末に発売を開始した、「住空間」を提案した新製品をご存知でしょうか。キッチン・バス・ドレッシングの3か所に焦点をあて、今までの「モノ」視点ではなく、使用者の根本的なニーズを基にして「コト」視点で作られた商品です。

その中でも「会話を楽しみながら料理や食事をしたい」といった要望にこたえて発売されたのが『Irori Dining(いろりダイニング)』。

一見普通のアイランドキッチンのようですが、よくよく見るとキッチン側、ダイニング側の両方から操作ができる、対面操作可能なIHコンロが内臓されています。パーティーテーブルにもなるIHコンロを囲むように皆で座り、調理をしながら食事をとる……といった、名前の通り、まるでひと昔前の囲炉裏を連想させるつくりになっています。

囲炉裏の魅力を現代へ、スタイリッシュに表現したキッチン

その昔、食事中や夜間には、自然と家族や人が囲炉裏に集まっていたといいます。

火を囲んで人が集まり、会話が始まるといったコミュニケーションの場であった囲炉裏の魅力を、Panasonicが現代のキッチンへアレンジしたのが『Irori Dining(いろりダイニング)』だといえるでしょう。

日々の生活をより豊かにクリエイティブにしてくれる『Irori Dining(いろりダイニング)』の特長を順に見ていきましょう。

向かい合って料理が作れるIH「対面操作マルチワイドIH」

『Irori Dining(いろりダイニング)』の中でもひときわ印象的なのが、キッチン側とダイニング側のどちら側からでも作業することができる「対面操作マルチワイドIH」です。

鍋の位置も形にも特に制限はなく、調理に使う鍋の大きさにあわせてフレキシブルに使用できるのが魅力的。IHコンロを取り囲むようにキッチン側とダイニング側それぞれに作業スペースを設けているので、まな板を置いて調理することも。皆でワイワイとテーブルを囲んで、食材を切ったり、IHコンロで調理をする。下準備から盛り付けまでをスムーズに、移動することなく出来るようになりました。会話を中断させることなく、親しいゲストとの団らんを気兼ねなく楽しめますね。

また、IHとカウンターの段差がないので、一気に拭き掃除が行えるのも非常に魅力的です。

さらにラウンドアクセステーブルプランを選ぶことで、キッチンまわりの使い方に広がりを持たせることができます。

IHコンロの下がオープンなので、まるでダイニングテーブルのよう!椅子に座ってそのまま食事をとることも可能です。 コンロまわりはフラットなつくりで見た目もスッキリ。テーブル側面の足元に排気口を移動させたので、食事を邪魔することもありません。

調理の過程を見たり、できたてのおいしさを味わったり。キッチンとダイニングの垣根を意図的に曖昧にすることで、コミュニケーションの場が生まれてゆきます。

ひとりでも、みんなでも、使い勝手がいい「ラウンドアクセスシンク」

角の丸い正方形のフォルムが優しい印象を持った「ラウンドアクセスシンク」は、3方向から自在に使える便利なシンクです。 複数人で調理をするとき、シンクを使うためにいちいちキッチン側へ回り込むのは少し手間ですし、シンクまわりの混雑を生みます。

そこで、シンクの幅はコンパクトなままに奥行きをぐんと広げ、正方形にしました。

キッチン側まで行かなくても、ダイニング側のままでちょっと水を汲んだり、汚れた手を洗ったり。アクションを起こすまでの手間が減ると敷居が下がるので、家族が楽しんで手伝いをしてくれたりと、思わぬ効果があるかもしれないですね。

10年間ファンのお手入れ不要「静音スリムフード」

レンジフードの運転音がうるさくて、会話が聞き取りづらい……なんてこともありますよね。Panasonicはそういった「コト」視点のデメリットをつぶさに解消しています。

騒音の元となるファンを天井裏に設置することで、なんと図書館レベルである「39.5dB」まで低騒音化に成功しました。頭上にレンジフードがあっても会話をさまたげることなく、存分に語らうことができます。

特に大勢で火を囲むことの多い鍋物のような時に重宝しそうですね。

音が静かなだけでなく、お手入れの手軽さも強みです。

まずは油を捕集する際、ラクウォッシュプレート や整流板を通ることにより油煙内の油を約80%もカットします。レンジフードの電源を落とすとファンの回転速度は落ちていきますが、回転終了間際に高速回転して、ファンの中に溜まった油を吹き飛ばし、ラクウォッシュプレート上に集めることでファンに油汚れがたまるのを極力防いでいるのです。

なんと10年間もファンのお手入れが不要だというのですから、驚きです。

まとめ

「コト」視点で商品を見つめ、「過ごしたい時間ができる」住空間を提案したPanasonic。『Irori Dining(いろりダイニング)』のポイントは「会話を楽しみながら料理や食事をしたい」でした。そのためにキッチンはどうあるべきかを突き詰めてうまれたのが、対面式のIHコンロであったり、ファンの音で会話が途切れることのないレンジフードです。

年々ホームパーティの開催頻度が増加傾向にあるなかで、『Irori Dining(いろりダイニング)』の登場は、今まで『料理を作る箱』から『人が集う場所』へとキッチンの印象を大幅に塗り替えていくのかもしれませんね。

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