リフォームコラム

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どう違う!給湯器2大メーカのリンナイとノーリツ

リンナイとノーリツの違い

どう違う!給湯器2大メーカのリンナイとノーリツ??

給湯器メーカーとして真っ先に思い浮かぶのが、リンナイとノーリツだと思います。実際に二つの会社から販売されている製品を見ると、同様の機能をもつ製品が多く、どちらのメーカーが良いのかは甲乙つけがたいと思う人も多いでしょう。そこで、二つのメーカーの特徴について考えてみたいと思います。

国内給湯器のシェアは?

まず、国内で販売されているそれぞれのメーカーのシェアについて見てみましょう。リンナイはシェア1位の42%で、ノーリツは2位の40%。その他の企業で18%となっています。このような順番になりますが、どちらもほぼ40%のシェアを持ち、売り上げ的にはほぼ同じであることが分かりますね。

シェア率1位・リンナイの特長

それではリンナイの製品の特長を見てみましょう。
リンナイはひとことで言うとコスト削減を重視しています。家庭用ガスコンロや給湯器などガス製品全般にわたって幅広く開発を手掛けているため、高い技術力を持っていて、コスト削減をする技術を駆使しています。ただし、故障に直接かかわるような重要な部品に関しては一切コストの妥協をしないため、ノーリツに比べ故障率が低いと言われています。特に最近評価されている製品は2012年に販売されたハイブリッド給油・暖房システムである「ECO ONE」が好評で、ライバルのエコキュートの販売量を大きく上回っています。

この製品は従来のガス機器に比べてエネルギー消費量も約40%も削減できており、それが高く評価されている一つの要因です。また、この会社では、1分間で水温+25度のお湯をどのくらい作れるかという性能を「号数」で表しています。たとえば20号であれば、水温+25度のお湯を1分間に20リットル作れることになります。

リンナイでは、20号の重さが29.5kgといった軽量化を実現しています。先ほども少し触れたように、安全を確保するために使用する厳選された部品以外は徹底的に削除してコストダウンを図っているため、2次的な特徴として軽量化にも成功したのです。軽量化が上手なメーカーとしてナンバーワンであると会社自体が自負しています。

最近の家庭用の製品で、「RFU-Eシリーズ・20号フルオート給湯器」というものが販売されています。この製品は給湯と風呂の追い炊きの機能がある「エコジョーズ」の一つなのです。全自動でお湯はりやお湯のつぎ足しなどもボタン一つで操作できる便利な製品です。ガスを燃焼するときに発生した、余分な熱を再利用してお湯を温めるということができる点が人気です。このようにガス代の節約などについての配慮も行っています。

シェア率2位・ノーリツの特長

一方、ノーリツについて見てみましょう。
この会社は製品に関しての品質が非常に高く、環境に対しての意識が高いという点が評判されています。ノーリツの販売する機器は、熱効率が高いことが特徴です。熱効率が高いとガス代を節約するのにとても役立つのです。熱効率の高さでは業界ナンバーワンといえるでしょう。

具体的な製品を挙げて説明すると「2052シリーズ」という機種があります。
この機種は、全自動で給湯や追い炊きなどを行うことができます。しかし、一風変わった機能として「マイルド追い炊き」という機能があり、湯温が高くなりすぎないように自動調整してくれるものです。お風呂に入っているときも「あつく」・「ぬるく」ボタンを押すだけで、お風呂の温度を1度ずつ調整できるのもユーザーにはうれしい機能ですね。他にも、自動的に適温に保つ「ごきげんオート」など、ユーザーに分かりやすいインターフェースになっています。

二つのメーカーを比較すると、メーカーごとで強みは異なりますが、スペックとしての性能に大きな差はありません。さらに個人で購入する場合は価格も大差はありません。どちらも本当に素晴らしいメーカーなのです。

しかし、使い勝手や軽量性など細かいところは若干異なるところがありますので、どちらも実際に触ってみて、自分が使いやすいと思える方を選んでみてはいかがでしょうか。

Handyman Comrade
給湯器一覧⇒https://handyman-com.jp/products/list?category_id=6

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