お世話になっております。
株式会社OKUTA Handymanリフォームの清光です。
先日、上棟の時の状況をお伝えしたと思うのですが
もう、住めます。
いや、本当に言い過ぎじゃなく。
屋根有って、窓ついてればそれはもう家なんよ。
いやー、新築って始まるとすっごい早いですね。
とはいえ建売だったらもう内装入ってたりするくらいのスピード感なんでしょうが、それでも十分早いです。
電気の打合せと共に自邸を闊歩して発見。
自社ですけど、これ良いなって思いました。 (正直にいうとこれにお金かかってるなら少しでも安k…
多分、全然お金かかってないので遊び心を重視する我が社っぽいなとオモイマシタネ!(早口)
冗談はさておき、しっかりと随所に金物も付いていて安心安全の設計です。
たまには建築業らしく
こちらの金物は何故必要かご存じでしょうか?(キリッ)
こちらはホールダウン金物といって、耐震性能を高めるための金物になります。
といっても揺れにくくなるといった魔法の金物というわけではなく、「ほぞ抜け」を防止する為の金物になります。
「ほぞ」とは柱や梁を継ぐ部分にあるオスとメスの接合部の事を言います。
この「ほぞ」が抜ける=柱として機能しなくなってしまい、荷重が集中し、建物が倒壊するという事になります。
ほぞなんて抜けないでしょ、とお思いかもしれませんが唯一(?)抜ける可能性がある事象が
直下型地震
です。
実際に阪神淡路大震災で倒壊が多く発生したのは、このほぞ抜けが原因であると考えられています。(実に倒壊の7割がほぞ抜けにより倒壊したと言われています)
その為、ホールダウン金物の設置が義務付けられたのも2000年の事。
こう言ってしまう事は憚られるところもございますが、建築とは経験から多くの学びを得るものでございます。 多くの犠牲者の尊い命から学び、更なる犠牲を生まない為にも是正されて然るべきですし、我々も伝道者とならなければならないと考えております。
先ほどお伝えした通り、ホールダウン金物の設置義務は2000年から。 まだ多くの建物には設置されていない可能性が高いのです。
弊社ではリフォームに於いても耐震補強の施工はお受けしておりますので、気になる事がございましたら是非お問い合わせください。 新築で培った設計力とリフォームで培った対応力を合わせて確りとしたご提案を行わせて頂きます。
と、たまにはプロっぽく。
少しでも参考となりましたら幸いでございます。 ご精読頂き、ありがとうございました。
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