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難波 莉沙

色々な窓にインナーサッシ

1日で施工できるインナーサッシ(内窓)ですが、

既存の寸法や下地の状況でひと手間必要な場合があります。

今回は、カタログに載っていないインナーサッシの施工例をご紹介します。

 

 

■ルーバー窓へ取付

通称 ”ジャロジー窓” とも呼ばれ、ハンドルを回すことでガラスがブラインドのように開閉します。

ルーバー窓の内窓設置にはハンドル部分が内窓に干渉する為、

基本 “ふかし枠” が必要になります。

▼施工前

ルーバー窓

▼施工後

ルーバー窓 インプラス

今回はもう開閉はしないとの事で、ハンドルを外してそのままインなーサッシを施工しました。

ただし、ルーバー窓は少なからず隙間が空いている為、外から埃等が入る可能性があります。

既存のルーバー窓は開けませんが、室内側から清掃が出来るよう

開きタイプのインナーサッシを採用しています。

インプラス ルーバー窓

ルーバー窓 インプラス

 

 

■出窓へ取付

▼施工前

出窓 インナーサッシ

▼施工後

出窓 インナーサッシ

インナーサッシの相談を受ける中で一番多く質問を受けるのが、出窓です。

一番手前に設置することが多いですが、今回はお客様のご希望の場所に付けています。

 

■GL工法の壁へインナーサッシ

マンションの壁に採用されている石膏ボードの施工方法で、GL工法という方法があります。

コンクリートの壁面に、GLボンドと言われるボンドで直接石膏ボードを張る工法です。

下記のような条件の窓へ内窓設置する場合は、木工事が必要になる可能性があります。

・内窓の設置有効寸法を満たしていない

・下地がないGL工法の壁についている窓

・ベランダに出るような大きな窓で、窓の下に壁の部分がある

GL工法

写真のお家は、幅2m70cmの窓に “4cmのふかし枠” が必要でした。

ふかし枠の上に内窓をのせる為、今後下のふかし枠の真ん中が重みで垂れてくる可能性があります。

ただし、GL工法は壁に下地が無い為、下枠を固定することが出来ず、補強材も壁にとめることが出来ません。

ふかし枠

今回は、床までの下枠を現場で造作し、既存の木の窓枠にビスでとめて、両面テープやボンドを駆使しました。

ふかし枠の縦枠はインプラスのを利用しています。

本来ふかし枠の寸法は、既存の窓枠と同じ寸法の物を施工しますが、意匠性を考慮してタテ側の枠はあえて伸ばしています。

 

インプラス関連の過去ブログ▼

◼︎【浴室に内窓】~ヒートショック対策~

◼︎【その寒さ、窓のせいかもしれません】~暖房器具を増やす前に考える~

ピアノの部屋にインナーサッシを取付

  • 第1章 安心リフォームの理由
  • 第2章 失敗しないリフォーム会社を選ぼう
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