防音性を高めたい部屋に、LIXILのインナーサッシ ”インプラス” を施工しました。 ガラスは、2024年先進的窓リノベの補助金対象のLOWEガラスを選定。 今回は ”型ガラス” と呼ばれる、透明ではないガラスにしています。 ![]()
Before renovation ![]() After renovation ![]()
Before renovation ![]() After renovation ![]()
LOW-Eガラス構成 通常のインプラスLOWE複層ガラスは、3mmガラス+ 1cm2mm空気層 +3mmガラスで構成されています。 より断熱性を高めたい場合は、空気層部分にアルゴンガスを入れます。
今回は断熱性よりも、窓を通り抜ける音の響きを抑えたいご要望の為、下記ガラス構成にしました。 4mmガラス+ 1cm1mmアルゴンガス +3mmガラス 設置後に比べ、音の響きが少し軽減されました。
ふかし枠の設置 今回は、インプラスの設置に必要な奥行が足りない為、 ”ふかし枠” という部材を付けています。 ![]() 濃い茶色が既存の窓枠、薄めの茶色が取り付けた ”ふかし枠” です。 ![]()
インプラスのふかし枠は、奥行き 2cm・4cm・5cm・7cm のラインナップがあります。 設置寸法が何cm足りないかを計算し、適切なふかし枠を選定します。
ふかし枠の奥行は4種類ありますが、正面の幅(枠の厚み)は2cm5mmのみです。 既存窓枠の正面の幅が2cm5mmであればピッタリですが、マンションや築が浅い戸建の場合は2cmが主流になっているため、左右で2.5mm程出ます。 既存の窓枠とインナーサッシの窓枠の色を変える際は、注意が必要です。
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難波 莉沙