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佐々木 亮介

キッチンにてタイルを剥がす。

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キッチンの取り替えで新たにキッチンパネルを張る場合、既存の陶器タイルの上にキッチンパネルを張り増すのではなく、陶器タイルをキレイに剥がすという作業が発生する時があります。

例えば新規のキッチン長さが2100㎜で、壁から壁の寸法が2103㎜。この状態で両壁にキッチンパネルを張るとなると、キッチンパネルの厚さ3㎜プラス両面テープ接着剤の代2㎜で5㎜、両側合わせて10㎜。差し引いて壁から壁寸法が2093㎜で、2100㎜のキッチンが入らないという事案が発生します。

ので、この場合キッチンパネルを張る前に陶器タイルを剥がすというのが必要になります。タイルの厚さは約5㎜で、キッチンパネルの厚みとほぼ同じです。

さて、陶器タイルを剥がす訳でありますが、たかがタイル剥がし、簡単に剥がせると思うなかれ。存外に手がかかります。

壁に張り付いてる陶器タイルの下地は、石膏ボードの場合が多いです。石膏ボードの厚さは9~12㎜で中が空洞です。つまり、下手に力ずくでいくと下地のボードがボロボロになります。キッチンパネルを張る下地としては、これは不味い。

石膏ボードにガッチリ張り付いた陶器タイルをある程度キレイに剥がすコツ 的なものです。

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薄い金属へラを、タイルと下地の間に叩き入れ差し込みます。

ヘラをちょいとあおり、壁下地とタイルの間に隙間を作ります。

そこを玄翁で軽く叩くと、下地のボードにダメージが通ることなくタイルだけ割れます。

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空手の試し割りで 自然石を手刀で割るときに使われるトリックの応用 のようなモノです。

そんなこんなを繰り返して 壁一面のタイルを剥がしていきます。

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