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奥田 理生

【外壁・屋根塗装】外装リフォームのポイント その3 タスペーサーについて

いつもHandymanブログをご覧いただき誠にありがとうございます!

本日は少しマニアックな、しかし、とても大切な屋根塗装のポイントをお伝えします!

皆様は「縁切り」「タスペーサー」という言葉を聞いたことはありますか?

屋根塗装の見積り書にしばしば記載のある言葉ですので、少々お時間をいただきご説明をさせていただきます。

■縁切りとは
スレート屋根の塗装後、屋根材と屋根材の間を隙間を埋めている塗膜をカッターなどで切り離す作業です。

■タスペーサーとは
タスペーサーとは隙間を作るための道具です。
カッターで縁切り作業を行う代わりに使用します。

こちらがタスペーサーの写真です。

このタスペーサーを、下塗り後に屋根材と屋根材の隙間の間に入れます。

下塗り後にタスペーサーを挿入して隙間を作っておくことで、中塗り・上塗りが終わった後に

屋根材と屋根材の間に十分な隙間を作ることができます。

■なぜ隙間が必要なのか?
ではなぜタスペーサーで、屋根材と屋根材の間に隙間を作らなければならないのでしょうか。

元々、屋根材の重なり部分は、雨が降ったときに、屋根の内部に雨水が溜まらないように隙間から水が流れ出る仕組みになっています。
しかし、その隙間が塗料で埋まってしまうと、入り込んだ水が排出できずに屋根内部に侵入し、雨漏りの原因になります。

そこで、カッターなどで隙間に埋まった塗料を縁切りによって切り離すか、タスペーサーを挿入して必要な水の通り道を確保する必要があるのです。

また、これらにはもう一つとても大事な役割があります。

それは毛細管現象を防ぐ役割です。
毛細管現象をざっくりと説明しますと、重力や上下左右に関係なく液体が浸透してしまう現象のことです。


つまりは、隙間が狭ければ狭いほど、毛細管現象が活発化し、勾配に関係なく屋根の中に水分が逆流し広がることとなります。

こうした現象を防ぐのがタスペーサーというわけですね!

■どんな屋根でも縁切りやタスペーサーは必要なの?
結論から言うと、全ての屋根に必要なわけではありません。タスペーサーが必要な屋根はスレート屋根と言われる種類の屋根です。
別名「カラーベスト」「コロニアル」とも呼ばれ、軽量で耐震性に優れていることから、現在の住宅の屋根で最も多く使われています。

スレート屋根以外の屋根材、例えば日本瓦や洋瓦はそもそも表面に塗装処理がされていないため、塗装はもちろん縁切りやタスペーサーも必要ありません。

ご自宅の屋根の種類によって、縁切りやタスペーサーが必要かどうかは変わってきます。
ご自宅の屋根素材が一体何なのか分からない!と言う場合でも、現場調査で確認できますのでお気軽にお問い合わせください。

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