インテリアなどでよく「北欧」スタイルを目にします。 ほっこり可愛い、オシャレでいいですよね。 私もこの年末年始は「北欧」一色でした♪
とはいえ、インテリアではなくて、「北欧ミステリー」です。 ちゃんと本のカテゴリーとして認知されているジャンルなんですよ♪
有名なところですと、小説がヒットし、映画もヒットした「ドラゴンタトゥーの女」でしょうか。 こちらは「ミレニアム」という北欧ミステリーのシリーズ第1作目の映画版です。
この話のあらすじをご存じの方はお気づきのように、 「北欧ミステリー」は「重い・暗い・寒い・根深い社会問題」が常に付きまとい、 それが他のミステリーと一味違う部分です。 重くて読み辛い、でもどんどん読み進めてしまいたくなる面白さがあります。
そんな北欧ミステリー好きな私が選ぶ、 初心者でも安心!北欧ミステリー3選!!
「ミレニアム」シリーズ
北ヨーロッパで最も優れたミステリに贈られる「ガラスの鍵賞」を2作受賞しています。 「ドラゴンタトゥーの女」が気に入れば、続きを見るしかない!!
実はハリウッドでリメイクされる前に本国スウェーデンにて第3部まで映画化されております。
これはこれで面白いんです。 どちらかと言うと第2・3部はあまり北欧感無いけれど、面白いです。
そして、原作者が第3部までを執筆して亡くなっています。 しかし、遺志を継いで現在第5部まで小説は完成しております。 なんと今年第4部がハリウッドで映画化決定!
解説しよう!世界一わかりやすい「ミレニアム」 ①第一部 ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 (ハリウッド版・スウェーデン版映画あり) 「ガラスの鍵賞」受賞 ②第二部 ミレニアム2 火と戯れる女 (スウェーデン版映画あり) ③第三部 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 (スウェーデン版映画あり) 「ガラスの鍵賞」受賞 ④第四部 ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (ハリウッド版(①とキャスト変更)予定・原作者変更) ⑤第五部 ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 (原作者変更)
実はまだ④と⑤を読んでないんですよねぇ・・・近々読む予定です!
「特捜部Q」シリーズ
デンマークを舞台にデンマーク人の作家が描く、警察モノ。 でも爽快感は無く、重く、歴史と差別に苦しむ人を書く、王道の北欧ミステリーと言えます。 なんと映画化もされていて、小説より入りやすいんじゃないでしょうか?? 事件関係者の人生、追う側の人間関係、規模も大きくスピード感もあり、大変オススメです。
世界一わかりやすい!特捜部Q! ① 特捜部Q 檻の中の女 (映画化)
こちらはすべて読んでますが、案外小説も読みやすくてオススメです。
「エーレンデュル捜査官」シリーズ
アイスランド人作家による、アイスランドを舞台にした警察モノ。 こちらも王道の北欧ミステリーで、歴史や社会背景を背負って生きてきた人々の孤独を描いてる気がします。 特捜部Qはもっと規模の大きいイメージなので、それはアイスランドという土地柄、人口も少ないせいなのかもしれません。 北ヨーロッパで最も優れたミステリに贈られる「ガラスの鍵賞」を2年連続で受賞している唯一の作家です。 映画化も日本語訳もあまり進んでないようですが、この年末年始で一気読みしました。
① 湿地 (映画化) 「ガラスの鍵賞」受賞
以上、気軽に手にとって満足して頂きやすいシリーズを3つ選んでみました!! 寒くて外に出たくない、そんな日は北欧ミステリーでワクワクドキドキしてみてください♪♪
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