温度計は体温近くまで上昇し、外出が制限される暑さ厳しい、夏、夏、トコナッツですが。。。 そんな制限を制限しに。。。。。涼しげな場所へ。 以前から様々な理由でず~~~っと計画倒れだったあの山へ行こう♪ と、ようやく実行に移すことが出来ました。 とにかく奥深く、スタート地点へ到着しただけでひと休みしたくなる! 平ケ岳。 標高は2141mと、さほど高くない平坦な山頂部。広大な湿原が広がっているのが特徴です。手つかずの自然環境保護のために木道が敷かれていて、アクセスが難しいこともあって訪れる人の少ないこの場所の、この木道の上を歩く、雲上ハイキングが今回の最大の目的。所々に点在する池塘も絵ハガキそのままだ。 息も絶え絶え登りついた先の眼前に広がる世界に絶句し、その開放感は、ここまでの疲労を忘れさせてくれます。その平原に到着すると「一気に景色が開く」・・・「楽園」という「キャッチフレーズ通り」の世界でした。(帰りの苦労はこの時点で全く考えに及ばず、笑) 登り始めてからずっとそばで見守ってくれたのは、大量のトンボ!休憩していても身体に止まってくるくらいの大群!いっしょに休憩?しかも逃げないんだ♬ 子供のころ、指を高~く上げて、この指止まれと言っても、なかなか止まらなかったくせに!! 厳しい道程を思うと、もう2度と来れない人生最後のロングランハイキングとして、想像してた通りの報われた旅になりました。 きっとこの先、途中断念の登山があっても、しばらくは乗り切れそうな。 えっ?尾瀬に似てますか?・・・・・違いはというと、年に3ケ月しか解放されず、山中に泊まれないこと。 もちろん遠く鎮座する山々も違うので、人それぞれの思い入れは違ってくるのだと思います。 それから・・・「覚悟」もザックに詰めないと~。 下山後の夜は、高ぶって冷めることのない高揚感と、体中が痛くて痛くて、一睡もできず(笑)。長~い一日となりました。 |
板倉 憲一