私の中で、「秋の味覚」と言えば、断然「秋刀魚(サンマ)」です。 これほど毎年、楽しみにしている食べ物は他にないかと思います(笑)
今年は、不漁と言われていましたが、先日、漁獲量が上向きになってきたと報道があり、早速、近所の大型魚店に行ってみると・・・ 居ました居ました! 丸々として、頭の上が盛り上がっていて、口先は黄色く、体はピカピカの銀色、背は濃青黒、目は黒々とした目黒のさんま!(笑) これぞ、おいしい秋刀魚という特徴をすべて満たした、エリート秋刀魚です!
見てくださいこの芸術的な秋刀魚を! 下ごしらえしながら、ウットリしてしまいました(笑)
もちろん塩焼きにします。 私流のおいしい秋刀魚の焼き方レシピを。
残った鱗を取って、洗い、しっかり拭いて、粗塩を擦り込むようにまぶします。 塩は、ちょっと多いくらいかなっ、くらいが、焼いたときに皮がパリッとします。 そして、キッチンペーパーをかぶせて、20~30分程度寝かせます。 これが大事で、味が良くなるのもそうですが、臭みが無くなります。
そして、焼いていきます! コンロのグリルで焼きますが、必ず2~5分庫内を温め、網にサラダ油を塗ります。 そして、しっぽを手前にして、火元の直下になるように並べ、中火でじっくり焼いていきます。
いろいろなレシピを見ると、切込みを入れて焼いた方が火が通る、などとありますが、新鮮な秋刀魚は切れ込みを入れなくても中まで焼けるのです! むしろ、パサパサになってしまうこともありますので、そのまま切込みを入れずに焼きます。
片面グリルだと、中火で、表7分裏7分くらいが目安です。
表面が軽く焦げるくらいのタイミングを見て、 秋刀魚の塩焼き、完成です!! 大根おろしと、スダチは別添えにしていて、映えてないですが… 味はもちろん、絶品✨
火加減、塩加減、完璧でした!
今年は、あと何回、秋刀魚を食べられるだろうか・・・ エリート秋刀魚、また見つけないとな~ |
嘉生 智昭