おかげさまです。
【注意!】今回の投稿はリフォームブログではなくラーメンブログです。
10月17日(水)
埼玉県比企郡
中華そば四つ葉
田畑のど真ん中に現れたどこか懐かしい雰囲気の木造の建物。
それが中華そば四つ葉の外観に抱いたイメージです。
行こうと思ったきっかけは、Handymanの同僚が四つ葉に行くという発言でした。
以前友人からおすすめされていたお店だったのですが、
少し遠いこともあってなかなか足が伸びないでいた1軒です。
そんな中、会社の人たちと趣味でやっている草野球の試合が四つ葉の近隣で行われるというじゃないですか!
これは天啓か。
試合後の胃袋を中華そばで満たそう、そんな話になるのに時間は不要でした。
いざ入店すると、鶏がらベースのスープの香りが店内を包んでいました。
心地よく鼻腔から中枢神経に訴えかけます。
こちらのお店、鶏がらスープがスタンダードのようでしたが、
煮干しに目がない僕は悩むことなく煮干しそばの食券に指を伸ばしました。
そして待つこと数分、目の前にどんぶりが運ばれてきました。
「お待たせいたしましたー!煮干しそばのお客様!」
はやる気持ちを抑えて、まずはスープを一嗅ぎ。
深みのある醤油ダレの中に、ふと香り立つ上品な煮干しスープ。
「これは間違いない。」そう確信しました。
どんぶりを傾け、直接スープを一口。
圧倒的な醤油のコクが口いっぱいに、
そしてそれを邪魔せずとも存在感を放つ煮干しの風味が鼻の奥に広がりました。
それぞれがしっかり主張をしつつも、お互いを決して邪魔することはない。
非常に高い水準で調和したスープでした。
続いて麺に箸を伸ばしました。
中華そばではオーソドックスな細麺。
一口分の麺をつかみ、一気にすする。
もちっとした弾力があり、これはいくらでも食べれると一口目で思いました。
つかまれたのは麺ではなく僕の心です。(ウマいのはラーメンだけにしてほしい)
そしてこの麺とスープを引き立てるトッピング。
細切りのメンマ、低温調理と鶏むねの2種類のチャーシュー、三つ葉、のり。
僕は低温調理チャーシューには目がありません。
一口がぶり。歯切れのよい肉。噛めば噛むほど溢れるうまみ。
これ以上の言葉で表すには私の語彙力では及びません。
あまりの美味しさに最後の一滴まで飲み干しました。
「ラーメンの主役は麺かスープか」という議論をよく耳にしますが、
このラーメンはトッピングも含めて誰一人として欠けてはいけない。
まさに三位一体。そんな一杯でした。
最高の一杯を提供してくれた店主に感謝。
この名店を生んでくれた埼玉に感謝。
そう思わずにはいられない至極の一杯でした。
煮干しそばに以外も何種類かあったのでまた訪れたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。 |