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その土地の味は、駅にあり。 改札を抜けると、ふっと鼻をくすぐる出汁の香り。 駅に漂う、醤油と鰹節のつゆの香り。 そんな香りに誘われて、今日も一杯。 . 今回の「駅蕎麦探訪」は、長野県千曲市。 訪れたのは、しなの鉄道・戸倉駅にある、信州そば「かかし」です。 ![]() ![]() 戸倉駅は、戸倉上山田温泉の玄関口。 かつては特急列車も停車した駅で、今もどこか国鉄時代の面影を残しています。 古き良き時代の雰囲気が漂う、ちょっと哀愁のあるローカル駅です。 そんな戸倉駅の待合室の中に、「かかし」はあります。 駅の待合室にある駅蕎麦。 もう、この時点で雰囲気がたまりません。 ![]() 店の前に立つと、なんともローカルなムード。 そして注文すると、女性店主から威勢のいい、「ハイよ!」という声! この声がまた、いいんです。 駅蕎麦を食べるぞ!というワクワク感を、一気に高めてくれます。 支払いは現金手渡し。 券売機で食券を買うスタイルとはまた違う、昔ながらの温かさがあります。 駅の立ち食い蕎麦の王道といえば、やっぱり天ぷらそばです! 今回いただいたのは、自家製天ぷらそば。 ![]() 「かかし」は、蕎麦だけではなく、いろいろなお惣菜も手作りしているお店。 そんなお店だけあって、天ぷらもおいしい! そして、まず目を引くのが、たっぷりとのったシャキシャキのネギ。 このネギが、実にいいアクセントになっています。 つゆは、気持ち薄め。 でも、これがいい! 鰹と昆布の出汁がしっかりと感じられ、そこにほんのりとした甘味が加わった、なんともおいしいつゆです。 濃いめのつゆで蕎麦を食べさせるタイプとは違い、出汁の味わいを楽しめる一杯。 そして、麺。 平たい形をした、やわらかくてもっちりとした麺です。 つゆ、麺、天ぷら、そしてたっぷりのネギ。 それぞれがうまくまとまっていて、ホッとする味わい。 これぞ、ローカル駅蕎麦! という一杯でした。 今回はいただきませんでしたが、名物の「もつそば」もあります。 次に訪れる機会があれば、ぜひ食べてみたい一杯です。 駅蕎麦なのに、もつ。 気になります。 おいしかった! . さて、次はどの駅で蕎麦をすすろうか。 「駅蕎麦探訪」第2回、しなの鉄道/戸倉駅の「かかし」でした! 今回の一杯 つゆ:★★★★★ |
嘉生 智昭















