前回のブログ ~新潟中越地方編~ の続きになります。
やがて高速道路は新潟県から長野県へ。
長野県、特にこの北信地方は、私も妻も生まれ故郷です。
そのためでしょうか、身体が長野の空気にすっと順応し、何とも言えない心地良さに包まれます♪
そして、ぐるり360°山々に囲まれた、田畑と民家の景色は、いつもながら懐かしさを覚えます。
長野市に着き、今日の夕食は、蕎麦です!
全国的にも信州長野と言えば蕎麦が有名ですが、やはり本場で食べる蕎麦はやっぱり格別です!
特に、知る人ぞ知る銘店が長野駅の駅ビルにある、「信州蕎麦の草笛」さん。
なんといっても特徴は、コシの強さ!
どう茹でたらこのようなコシと、この美味しさが実現できるのか不思議なくらいです。
さらに驚くのがボリューム!
中盛を注文すると、桶のような深い器に山盛りで登場します!
蕎麦好きにとっては、まさに夢のような量です♪
それだけの量があっても、食べ飽きない美味しさも、草笛さんの蕎麦の魅力です!
また、長野県の一部の地方では定番の、くるみだれにつけて食べる、「くるみ蕎麦」もあります。
まさに大満足の逸品でした~✨
[4日目]
いよいよ今回の旅の最終日です。
まずは、朝、長野駅で、撮り鉄!
しなの鉄道の車両もどんどん新しい形式に置き換えられて、国鉄タイプの115系はあまり見られなくなってしまいました。。。
このあとは、長野への旅行で一番楽しみにしていたところへ向かいます!
それは、信州新町にある、焼き肉レストラン「むさしや」さんです!
焼肉と言ってもこちらは、ジンギスカン専門店になります。
以前にも私のブログで紹介したことがありますが、県外からはもちろんのこと、長野県民なら誰もが一度は訪れる、地元客で賑わう長野県屈指の銘店です!
特に柔らかく高級とされているサフォーク種の羊肉は、りんごをベースにしたタレに漬け込まれており、さらにりんごと生姜の効いたタレに付けていただきます。
非常にフルーティーで、ジンギスカンが苦手な方でも食べやすく、とっても柔らかいお肉♪
ご飯が何杯でも進んでしまう美味しさです!
実は、これだけの美味しさを味わうには、簡単にはいきません。
毎回、長時間の待ち時間を伴いますが、今回も2時間20分待ちました・・・💦
それでも、この美味しさの前には全く苦にならず!!
必ずまた食べに行こうと思います!
お腹を満たした後は、地元散策へ。
まずは、真田信之が納めた松代藩の城下町・松代。
旧松代駅舎を見に行きました。
この駅舎は、2012年に廃線となった長野電鉄屋代線のもの。
1922年に建てられた、築103年の昔ながらのレトロな田舎駅です。
現在はバスやタクシーの待合室として使われていますが、今年2025年中に取り壊すという市の方針が出ています。
そのため、今のうちにこの姿を目に焼き付けておく必要があります。
管理は大変だとは思いますが、できることなら、貴重な文化財として残してもらいたいものです・・・。
さて次に向かったのは、長野市の南側に接する、千曲市へ。
現在、この千曲市を舞台としたアニメ「Turkey!」が放送中で、町を挙げて盛り上がっています!
このアニメは、長野県一刻高校の女子ボウリング部5人が戦国時代にタイムスリップし、ボウリングで困難に挑む青春×SFアニメです。
作品の中には、見覚えのある風景がたくさん登場。
普段あまりアニメを見ない私も妻も、地元活性化につながるものとして、注目しています!
いわゆる、流行りの聖地巡りをしてしまいました!
戸倉上山田温泉でラッピングバスに遭遇!
あちらこちらに幟がたくさん立っていて、小さな町全体が大いに盛り上がっているようでした!
こうして見ると、今やアニメは日本の主要な文化であり、重要な産業の一つもになり得るのだなと、改めて感じました。
さて、いよいよこの旅のフィナーレです。
長野県を代表する、地元スーパー「TSURUYA」さんで、買い物を楽しみます!
長野県の食材を中心に取り扱っていて、オリジナルの製品も多く、地元の人々に愛されるスーパーです!
実は私も年に何度も訪れるのですが、今回も日常の食品を購入するため、最後はやっぱりTSURUYAさんで締めくくりです!
長野好きの方には本当におすすめですよ!
ちょっと買いすぎなくらい買い物をしましたが、名残惜しさを感じながら、帰路につきます。
上田菅平インターから上信越自動車道で自宅に向かいます。
~長野北信地方編~は、ここで終わりですが、~番外編~を少々。
今回のブログは3回にわたって、グルメ旅を綴り、美味しい食べ物や大好きな料理をたくさん紹介しましたが、私にはもう一つ外せない大好物があります!
それは、「おぎのやの峠の釜めし」です!!
かつて、まだ長野・北陸新幹線が開通していなかった時代、信越本線が長野までの主要な鉄道でした。
長野県と群馬県の県境は、碓氷峠という急勾配の山岳地帯があり、全ての列車に、補機の機関車を連結して、山を越えていました。
そのために、長野県側の軽井沢駅と、群馬県側の横川駅では、停車時間が長く、その時間を利用して、横川駅では、駅弁の販売されてました。
これが「おぎのやの峠の釜めし」で、子供の頃からの思い出の味です。
今でも、車で碓氷峠を越える際は、サービスエリアやドライブインで必ず購入して、その美味しさを楽しんでいます!
もう、説明不要の美味しさです!
そしてその後は、お腹も満たされ満足気分で帰途につきました。
楽しかった4日間の走行距離は、実に860Km!
東北自動車道→磐越自動車道→北陸自動車道→上信越自動車道→関越自動車道と5つの高速道を体験しました。
自分なりに趣向を凝らした、「行きたい、食べたい、買いたい」を全部やっちゃえー旅になりました♪
至福の余韻が続きました!
大満足です!!
また機会があればまた別のルートを計画しようと思います!
長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!!