新築住宅やマンション購入、リフォームをする際にはお風呂にもこだわりたいものですね。
水回りにおいてお風呂の快適性は欠かせないという人のために、お風呂メーカーを比較してご紹介したいと思います。各社それぞれ特徴があり、なかなか決まらないという人のためのユニットバスを選ぶ際の参考になればと思います。
国内のメーカーはLIXIL、TOTO、パナソニックの3強とその他の会社がシェアを占めています。それぞれの特徴を見ていきましょう。
LIXILの特長
まずは、国内の人気トップのLIXILから。LIXILの特徴はなんといってもコストパフォーマンスですが、デザインでも人気を博しています。またメンテナンスが面倒だという方に便利なのが｢くるりんポイ排水溝｣。渦の力で排水溝にたまった髪の毛を集めて簡単に捨てられます。
最上位モデルはスパージュで、これに搭載されているアクアフィールという肩湯は、首や肩の血行を促して凝りを効果的にほぐします。これに加えてオーバーヘッドシャワーや打たせ湯などの機能を持ったシャワーがあり、まるでリゾート気分が味わえるお風呂になっています。とにかくリラックスできる空間が欲しいという方におすすめです。
TOTOの特長
次に人気2位のTOTOの特徴は、壁材や床材の品質の良さと優れた技術力の高さです。すぐに水が引くほっカラリ床は他の床材よりも性能が高く、断熱に優れています。また空気と水を混ぜた「エアインシャワー」は浴び心地が良いだけでなく、節水にも効果が見込めます。
最上位モデルは｢シンラ｣。水栓や壁床、シャワー、アクセサリー等質感にこだわり抜いたハイグレードなお風呂が楽しめます。この他にも世界的なデザイナーが手掛けた浴槽も輸入販売しています。魔法瓶浴槽やほっカラリ床も標準搭載されていて、上質なお風呂を楽しみたいという方におすすめです。
Panasonicの特長
次が3位のパナソニックです。家電の他にも住宅設備も取りそろえているメーカーで、お風呂廻りの設備が充実しているのが特徴です。上位クラスの｢ココチーノLクラス｣では酸素美包湯やオーバーヘッドシャワーが搭載されていて、家電会社ならではのミストサウナやアロマ照明等の間接照明も人気です。
パナソニックは、キッチン、洗面所バスルームと一つのストーリーで商品を展開していて統一感のある商品が選べます。またお風呂の空間を広く自由にする努力もしていて、壁一面を窓にすることも可能です。お風呂もこだわりたいけれど他の設備にもこだわりたいという方におすすめです。
その他の会社の特長
最後に他の会社の特徴をご紹介します。お風呂の中でも上質な音楽を楽しみたいという方はYAMAHA（トクラス）がおすすめです。ヤマハがユニットバスを販売しているのかと驚かれるかもしれませんが、大理石を使った浴槽なども取り扱っています。また音楽会社の強みを生かした「サウンドシャワー」はお風呂場を音楽ホールに変えてくれることでしょう。
お風呂掃除が面倒くさいという方はノーリツの自動浴槽洗浄付きの浴槽はどうでしょうか。共働きが増えて何かと忙しい家庭が多い中、お風呂掃除だけでも楽したい時に自動洗浄が活躍します。しかも一日のランニングコストは19円です。また空間設計が比較的自由にできるのも魅力です。お風呂場に大きな出窓を作りたい、デザイナーとコラボレーションした壁にしたいなど他とは一風変わったお風呂にしたい方におすすめです。
タカラスタンダードはベーシックデザインが30万円からコストパフォーマンスが魅力で、床が寒いという方はクリナップ。温水の床シャワーでヒートショックを防止してくれます。ワンタッチでお湯の出し止めができる水栓が特徴のハウステックは、足腰が弱った方への強い味方です。
いかがでしたか？デザイン、お風呂場廻りの設備や自動洗浄付きなど各社それぞれ特徴があります。自分に合ったニーズや予算を考えて選ばれてはいかがでしょうか。
