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【定期】火事から立ち直れ! Vol.3 断熱は大事

お世話になっております。

株式会社OKUTA Handymanリフォームの清光です。


皆さん、断熱材ってみた事ありますか?

建築途中のお家などを街で見かけて~とか、天井裏があるお家でしたらかぶさってるのを見た事ある、なんて方もいらっしゃるかもしれません。

今の戸建てでは当たり前のように断熱材が入っているのですが、昔の戸建てはこれが全く無いいわゆる「無断熱」住宅が実は多く存在するのです。

私の実家でも入れてきたのでお写真をどうぞ


こんな感じです。

明かに暖かそうな素材ですよね。

これが一般的な断熱に使用されるグラスウール系の断熱材になります。

特にこちらの旭ファイバーグラス製のアクリアネクストは防湿ポリエチレンフィルムという物でパックされており、施工もらくちんです。

らくちんなんて言ったら大工さんに怒られちゃいますが、便利な代物です。


また、断熱材にも色々種類がございまして、断熱の王様…

というと



「セルロースファイバー」



です。


こちらがセルロースファイバー。



原材料はなんと「新聞紙」です。


皆さん段ボールで家を作った事はありませんか?


私は良く前職で終電を逃した時にお世話になりました。


本当に温かいんですよね。


なぜかというと、断熱=空気を遮断するという事になるのですが、空気を遮断する素材として一番適しているのは



「空気」


なんですよ。


空気の層を作ってあげる(真空が最大として)事によって、空気(熱)と空気(熱)を分断する。


これが最強です。


細かく裁断した新聞紙(そのままだと燃えてしまうのでホウ砂とホウ酸を混ぜる)は多量の空気を含む為、外壁部分に使用する事で外気をシャットアウト出来るという寸法です。



ちなみにホウ酸って人間に害はないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


ホウ酸が危険とされるのは虫に対してだけです。


というのも、虫にはホウ酸を体内から放出させる為の器官がないのです。


その為、体外に放出出来ず、溜まり続けていずれ絶命してしまう。


人間はホウ酸を腎臓で体外に放出する事が可能です。


また、ホウ酸の致死量ってどれくらいかというと、醤油と同等の致死量です。

皆さん日本人であれば醤油、毎日体内に取り入れてますよね?


セルロースファイバーを直接食べたとしても、恐らく致死量には至りません(とはいえ多分色々体にはよくないのでやめましょう)


ちょっと長くなってしまいましたね。


安心安全高性能なセルロースファイバー


実は弊社で製造・販売してます!!!


地元の不要な新聞紙(古新聞ではありません)を引き取って、プラントで製造しています。

まさに地産地消な断熱材。


ご興味がある方は是非お調べ下さい。


一応リンク貼っておきますね


・EMセルロースファイバー

という宣伝でした。



断熱についてはまだまだお伝え出来る事が沢山ありますので、またの機会に。



ご精読ありがとうございました!