お世話になっております。
株式会社OKUTA Handymanリフォームの清光です。
皆様、急ですが「樹木葬」ってご存じですか?
私も知らなかったというか、まぁ、特に今まで関係無い話だと思っていたのですが、昨年の春に103歳の祖父を亡くしまして。
私の家庭は親戚付き合いという物が本当になく、祖父母も特別関与する親戚もおらず、私の両親もこれといって集まったりもありません。
そんな中、父方(清光姓)のお墓は八王子にあるのですが、母方(橘田姓)の田舎のお墓というものも特に入るわけでもない祖父母と終活の話をしていたところ、私の両親がテレビで観たのが「樹木葬」だったそうです。
樹木葬とは、お葬式のスタイル、ではなく、お墓のスタイルです。
祖父母も「これが楽でいいな」という同意の下、樹木葬を選択する事となりました。
こんな感じです。
これが墓地です。
簡単に言うと、墓石も無く、骨壺すら無いお墓です。
一応ブロック分けはされていて、指定された穴にお骨が入る形になります。
お骨は骨壺から布製の袋に移されて土葬される為、年月をかけて土へと還ります。
そして名前だけ刻印される、と。
実は此度、祖母も追うように亡くなってしまい、墓碑に名前を刻む形となりました。
ただ、納骨の際に先に入った祖父と祖母が壺で隔てられる事無く一緒に埋葬された時は得も言われぬ感謝の気持ちというか、心の底からまた一緒になれて良かったね、と思えました。
私の周りでも相続問題などの話を聞く中で、やはり次に出てくる墓守問題。
私は実際に祖父母と両親の選択には大賛成でして、私もこうありたいというか、これが自然なんじゃないかと思っております。
念のためですが、納骨の際にはしっかりと住職が来て読経をして頂いています。
日本の良いところは宗教問題のしがらみが非常に少ないところかと思いますので、皆様も選択肢の一つとしてとらえて頂いても良いかと思います。
突き抜けるような青い空が眩しいですね。
じっさま、ばっさま、お疲れ様でした。
またそっちで会いましょう。
ご精読ありがとうございました。