こんにちは。
Handyman 世田谷店の工藤です。
ドアのアンダーカットです。
横文字だとなんだかカッコいいですが、何の事はないドアの下を切る作業。
リビングの内開きドアですが、開けるとホットカーペットに当たってしまうので、切って欲しいとの依頼でした。
通常、欧米は玄関含め内開きですが、日本は外開き。
諸説ありますが、内開きは不審者が無理に入ってこようとしたときに、全体重をかけてドアを押せるからのようです。
日本は、靴を脱ぐので外開きのほうが使い勝手がいいとの事らしいです。
治安もいいですし。
ただし、ホテルや銀行は内開きのようです。
そんなウンチクよりも、ドアの切り方です。
ただし、丸ノコを扱える方限定です。
カットの準備をします。
ガラス入りは重いので、外すときや運ぶときは注意しましょう。
今回は1cmカットなので、切断線から丸ノコの刃とガイド間隔10cmに合わせて定規を固定します。丸ノコによって違いますから、使用する丸ノコで計ってくださいね。
これで真っ直ぐ切れます。
小技ですが、表面のカットラインにカッターで切り込みを入れておきます。そうする事で表面材がささくれになるのを防ぐ事ができます。
裏面は、丸ノコの場合、切り口がよくなるので不要です。
刃の出幅は、ドアの厚さギリギリにしておきます。
刃の入り角が浅くなるので、切り口が綺麗になるからです。
準備ができたらガイドに沿って丸ノコで切ります。
綺麗に切れました。
これで心置きなくドアを開けられますね。
丸ノコは危険な工具なので、あまりオススメしませんが、もし使える方なら、定規さえ上手に固定できれば直線切りが楽しくなります。
本来なら、建具屋さんや大工さんがやる作業ですが、知り合いでもいなければ、なかなか頼みにくいと思いますし、高い事を言われると思います。
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