最近、雨の日続きで気温も上がらず、いつの間にか暑い夏もそろそろ終わりです。
その季節ごとに、食べたいものは変わっていきますが、この夏に食べたもので、忘れられない美味しさのものに出会いました。
気だるい暑い夏の日に、さっぱり、つるっと食べるもの・・・素麺。
素麺は好きでしたが、「素麺そのものを味わう」というより、「これならさっぱり食べられるかな~」というだけの存在でした。
そんな私が出会ったのが、三輪そうめん「神杉」です。
「神杉」とは?
奈良県三輪素麺工業協同組合のホームページによると、三輪素麺は、大和の国・三輪(奈良県桜井市)で、小麦を水車の石臼で粉に挽き、湧き水でこね、細く延ばして糸状にしたものが、その起源とされています。
その後、三輪素麺はお伊勢参りの途中で三輪を訪れた人々にも知られるようになり、手延べの製法が播州(兵庫県)、小豆島、島原へと伝わっていったそうです。
手延べ製法は、三輪が起源だったのですね!
三輪素麺の中でも「神杉」は、奈良県三輪素麺工業協同組合が定める「最高等級」にあたる極細の素麺です。
その特徴は、なんといっても、その細さ。
小麦粉と塩水から作った生地に油を塗りながら、何度も細く延ばしていく、昔ながらの手延べ製法で作られています。
途中には熟成の工程もあり、時間と手間をかけて仕上げられます。
細くするだけなら機械でもできそうですが、三輪素麺では、こうした伝統的な製法が今も受け継がれています。
今回、三輪そうめん小西の「杉鳥居」極細(神杉)を購入しました。
茹で時間は、なんと1分30秒。
実際に食べてみると・・・
まず驚くのが、その細さ。
ところが、細いのにしっかりとした食感があり、なめらかな喉ごしがあります。
「素麺って、こんなに美味しいものだったのか」
素直にそう思いました。
しかも、この「神杉」を食べていると、薬味や具材をたくさん加えるより、まずはシンプルに食べたくなります。
せっかくの細さや喉ごしを、そのまま味わいたい。
最近は、テレビやネットで、素麺の簡単アレンジレシピなどを多く見かけますが、
この三輪素麺「神杉」をアレンジしてしまっては、もったいない!
…と思ってしまいます(笑)
私は白いご飯が大好きな「ご飯派」ですが、考えてみると、蕎麦やうどん、ラーメンなど、最近は麺モノのブログばっかり書いてますね(笑)
共通しているのは、主食そのものが美味しいものが好きなのかもしれません。
そして今回、そこに「素麺」も加わりました。
今まで何気なく食べていた素麺に、こんな世界があったとは。
気だるい夏の日でなくても、この美味しさをぜひ味わいたい!
この逸品、本当におすすめです!
