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浴室の床 サーモタイル施工

 

浴室の床に ”タイルを上張り” した事例を紹介します。

 

タイル特有の冷たさを感じにくい、サーモタイル(LIXIL製)を施工しました。

 

 

Before renovation

After renovation

 

 

 

 

 

 

施工

既存は、20cm角のツルツルした床タイルです。

お孫さんたちが遊びに来た際に、滑ってしまうとのことで滑りずらいタイルにします。

 

 

今回選定したのは、LIXILから出ている ”サーモタイル” です。

熱が伝わる速度を小さくすることで、足から逃げる熱を少なくして、冷たさを感じにくくしています。

※タイルサイズ:5cm角×厚み6.5mm

 

 

タイルの上張りでは、既存タイルの上から下地の調整を行い、新しいタイルを張ります。

下地調整に使用するのは ”バサモルタル” という水を少なく配合したバサバサしたモルタルです。

凡そ3~4cm程施工します。

その上に今回は6.5mm厚のタイルを上張りしました。

 

 

After renovation

 

 

 

 

上張り可能な条件

●ドア下~床まで10cm以上あること

タイルを上張する場合、 ”下地材” や ”新規タイル分の厚み” を考慮して、

既存で10cm以上の立ち上がりがあることが条件になります。

水はけを考慮して、タイル上張り後でドア下に5cm以上の立ち上がりが必要です。

 

 

 

●タイルに浮きがない

床のタイルを叩いた際に、浮きがないことが条件になります。

上張りしても、下のタイルから浮いてきて密着性が下がるためです。

 

 

 

●交換可能な排水トラップ

タイルを上貼りする場合は、排水口も交換です。

排水口を交換する場合は、既存タイルの ”斫り” や ”補修” が必要になります。

通常排水トラップは、タイルから壊さないと交換が出来ません。

タイルを上張りする場合は、既存の排水口の穴を利用して新たな排水口を取り付けます。

 

 

 

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