戸建の外壁に、電気自動車(EV)の充電コンセントを新たに設置しました。
EVコンセントは、車載の充電ケーブルを使用して充電する為のコンセントです。
住宅に設置するのは、 ”充電プラグ側” を差すコンセントになります。
電気自動車は、EVチャージが可能なガソリンスタンド等で充電可能です。
自宅にEVコンセントを設けることで、自宅に車をとめている間に充電が可能になります。
設置商品
●メーカー:パナソニック
●EV・PHEV充電用屋外コンセント
●種類:200V用 シャンパンブロンズ
●品番:WK4322Q
Before renovation
After renovation
EVコンセントは電力が高いため、エアコンコンセント同様 ”専用配線” となります。
分電盤から、200V専用(単相200V)の配線を行います。
今回は2×4工法のお家です。
2×4工法のお家は、新たに設ける配線を壁内に隠ぺいできない為、露出配線になります。
今回は別売りの、 露出配線用BOX も取り付けています。
EVコンセントの種類
車載の充電ケーブルの ”充電プラグの形状” に合わせた、EVコンセントを設置します。
大きく分けて 100V と 200V の2種類ありますが、外国製EV車は充電プラグが特殊な場合があります。
新設前に、充電したいEV車の、充電プラグの確認が重要になります。
●20A 250V(200V)
一般家庭向けの、EVコンセントに多い形状です。
●15A 125V(100V)
右側の穴が、若干短い形状の差し込み口です。
20A 250Vより充電に時間がかかるため、ご家庭の電気容量やEV車の利用頻度に合わせて選ばれます。
防雨コンセント
EVコンセントと似ているもので、外壁などに設置されている防雨コンセントがあります。
100V用のコンセントですが、EV車の常用充電には向いていません。
頻繁に抜き差しする耐久性を持ち合わせていない点や、専用で配線されていないケースが殆どなため、温度上昇など危険です。
