戸建の2階以上のユニットバスでよく見かける ”架台設置仕様” の様子を紹介します。
ユニットバスの設置方法
床や浴槽を何で支えるかによって大きく2種類あります。
●支持脚設置
土間コンクリート等に ”脚” を置いて支えるタイプです。
▼因みに、解体した支持脚仕様のユニットバスがこちら
分かりやすく反転すると・・・・・
赤丸の箇所が支持脚です。
この支持脚で、床や浴槽を支えています。
●架台設置
木の土台に ”架台” を置いて吊るタイプです。
ユニットバスを解体すると、 “架台” と呼ばれる骨組みが見えてきます。
架台設置のユニットバスは、戸建の2階以上に浴室がある場合によく採用されています。
架台設置解体後の様子
2階建の2階にあるユニットバスです。
1階の天井がすぐ下に見えます。
基本的に、架台設置仕様のユニットバスの場合は架台設置にて対応します。
既存の架台は再利用できません。
稀に1階のユニットバスに土間コンクリートを施工せず、架台設置しているお家もあります。
その場合は、土間コンクリートを打って支持脚仕様にすることをお勧めしています。
架台設置は下が天井材になっている
ただし、2階以上のユニットバスでも、支持脚で設置されているお家もあります。
その場合は、ユニットバスの下にベニヤなどで床が作られており、その上に脚を立てていることが多いです。
今回は2階の床は無く、架台のすぐ下が1階の天井になっています。
足の踏み場が無い為、赤線のような簡易的な仮説足場を作りながら作業します。
一般的な支持脚施工よりも手間がかかる為、施工も大変です。
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◆【こんな所に窓があっても大丈夫!】~LIXIL アライズ~