今回は、”強制同時給排気型のレンジフード” を交換した際の様子を紹介します。
キッチンのレンジフード(換気扇)は、換気方式が大きく分けて2つあります。
解体したレンジフードの写真と合わせて紹介いたします。
■一般排気型(3種換気):機械排気+自然給気
ファンによる機械排気のみを行い、キッチン内に別で設けられた給気口や窓で自然給気を行うタイプです。
レンジフードのダクト(空気の通り道)を見ると、シロッコファンでは排気用の管がレンジフードから出ています。
プロペラファンの場合は、壁に空いた穴を介して直接外に排気しています。
■強制同時給排気型(1種換気):機械排気+機械給気
レンジフードのみで排気と給気を行うタイプです。
レンジフードのダクトを見ると管が2つ出ており、主に高層マンションなどに採用されています。
高気密な戸建の住宅でも施工されているケースがあります。
交換前
見た目は普通のレンジフードですが、レンジフード部分に網のような穴があるのが特徴です。
レンジフードを外すと、このように管が2つ出てきます。
今回は、既存の給気と排気の位置と、手配したレンジフードの排気と給気の位置が逆でした。
交換前の品番が分かればこのような事は起こりませんが、今回は品番の特定が出来ませんでした。
天井も貼替を行うお家だった為、天井を開口して管を切り回しています。