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木のアレコレ51

今回は木にとってとても重要な【育林~間伐】について投稿します。

・育林は木材を計画的に育てる事、下草刈り~つる切り~枝打ちを行う事

・良質材生産では杉で5000本、ヒノキで6000本程度の密植とし枝打ち5回、間伐4回で樹齢40年前後の立木で2000本の芯もち柱材が取れるとされている

・木は雨水を吸収し二酸化炭素を吸収して、ゆっくりと成長していく過程で10~15年を過ぎると隣同士で成長の妨げになる木が出てくる

・間伐とは、成長過程で枝が当たったり隣同士が近過ぎる等の問題で、お互いの成長を妨げる為、木の成長過程で伐採する(伐採された木は合板等に使用される)

・間伐をすることで、光が入りやすく地面まで光が届くようにする

・間伐をしないと二酸化炭素を吸収しなくなり成長しなくなる

・国内で2500万人患者がいると言われている花粉症の背景にも間伐が大きく影響している

・日本では植林事業を大きく進めてきたが、林業として生計を立てられず杉の山は間引きもされず野ざらしの荒れ放題となっている

・二酸化炭素をゆっくり吸収し太陽の光を浴びて成長するが、間伐をしないと木同士がぶつかり花粉が爆発的に飛散する(1960~発症の花粉症の原因である)

・木は「植林~育林~間伐~伐採」の法正林施業が重要

・ヨーロッパ等では杉がほとんどないため、スギ花粉が存在しない

・花粉症発祥の地は栃木県日光市の八溝杉と言われている