今回は【木の保管と使用】について投稿します。
・木は元口(根本)を上に立てかけて使うときは逆に使う
・材木店の製材置き場に「杉一等105x105x3m〇〇製材」などの文字が刷り込んである
・柱や板が並べられているが刷り込んである場所が元口となり、それが上になっている
・元口を上にして貯木することで、木の中の水分が下りやすく乾燥しやすいからである
・木は成長と共に水分を根元から吸い上げて、上へ上へと送る
・水分の通る道管の中には水分が逆流しないようにバルブの役割をするところがある
・仮に元口が下になると水分はバルブの影響で下りてこれず早く乾燥することが出来ない
・家の柱として使用するときは、逆に元口(根元)を下にする
・生き物自然に逆らわない鉄則に基づいて水分の関係で、逆木(サカキ)には絶対にしない