今回は日本天然三大美林の一つであり最も代表的な木材の桧の中で、最も優れた桧の【木曽桧】の特徴を投稿します。
・木曽川上流の森林地帯に分布する天然の檜を木曽檜という
・木目が比較的まっすぐになる為、狂いが少ない。耐久性も高い材である
・木曽檜は樹齢150年以上の物を指す
・樹齢300年以上の木曽檜は多くあるが、将来の神社仏閣修繕の為にあえて伐採せず国有林で成長している
・江戸時代に過度に伐採されたため一時は絶滅しかけた
・明治時代以降は官材として保護され徐々に木曽檜の数は増えてきている
・他の檜に比べ成長に2倍以上の年月をかけ、成長に重要な木の高さにも恵まれている
・材質的に優れているか証明した実験も行われマイナス270度の液体の入った容器に木曽桧も含め他の産地桧と実験して比べたところ、
どの材にも割れが発生したが、木曽桧だけは割れが発生しなかった
・特徴として長い年月をかけて育ち、目が細かく材料が一定である為である
・桧の特徴である粘りが出ているという事
・高級寿司屋のカウンターには木曽桧が使用されている
・色が変わらず汚れが付きづらく水拭きしても黒ずみにくく白いという特徴がある
・一般的には木曽桧⇒吉野桧⇒天竜桧が優れていると言われている